波動障害

No. 14 波動障害

波動障害というと、すぐに浮かんでくるのは憑依のことではないだろうか。
その他にも、これから説明していくことを読めば、あの時のあの感じは波動障害だったかもしれないと、気づくかもしれない。

しかし、波動障害の種類やその影響、そして実体までは意外に知られていない。
もちろん、ここで取り上げている波動障害は、人から出る念やパワーが対象であって、電磁波などの科学的なものではない。

憑依以外の波動障害をあげれば、身近なところで他人からの悪念の影響、何かのパワーや潜在意識開発による肉体的波動障害、その他これも意外かもしれないが、ヒーリングの低級ヒーラーパワーによる波動障害、あと、物に浸透しているネガティブ波動の障害もある。

前世からのネガティブカルマによる、自己波動障害もある。
大体これくらいだが、これがどういうことでそうなるか、その真相に気づけばただやみくもに怖がるだけではなく、冷静に波動障害かどうかの見極めもある程度出来るだろう。

今私は、セッションで来られる方が持ってくる、ヒーリンググッズ、お守り、写真、アクセサリー、本、などを手にとって、波動測定もやっている。
そのモノから波動を感じ取り、その感じと強さを説明している。

まず、それはポジティブかネガティブかで判断し、そのあと、それ自体の波動の影響力やその力の度合いがどういうものかを説明している。

それだけではない。
必要なら、ネット上のサイトから出る波動のレベル、それから読めるその人の意識レベルまで、ただこういう感じがするというのではなく、こういうことでこの人の意識レベルはこうだという具合に、かなり詳しく説明している。

もっと深く言えば、その人の言葉に含まれる真偽、また知識のみでただ知っているだけ、など、いろいろな観点から分析しそれがどうしてそう言えるかを説明する。

もちろん、このことは公表できないことであるが、本当は説明付きでバラしてあげたい、いい加減な人、サイトもある。

本当のことを知らないために、その気にさせられる気の毒な人もいるが、それはそれで今後の自己成長の勉強になればいいだろう。

面白いことに気づくこともある。
いったんブームが去って行けば、必ず次の目先を変えたものが出てくるのも、精神世界ならではであ
る。

それに一気に群がり、しばらくして何も無いと知れば、さっと散っていく。
早いところ、すべての神々、天使、宇宙の高級知性、神々と対話のできる人など、出せるものはすべて出してみれば面白いだろう。

そうなれば、結局人は真剣に何をすべきかが、よくわかるかもしれない。
何十年後には、はっきりと目覚めるようになると思うが、ネガティブは結構根が深くしつこいので注意が必要である。

いろいろな波動障害の説明の前に、どうして私がこのような波動測定が出来るようになったかを述べてみたい。

波動測定は、本格的にそれができると気づいたのは今から3年くらい前だと思うが、第六感的に感じる力は20才ころからあった。
この基礎は、私の子供のころから続いている不思議体験にある。

その波動的な感じは、額のところや眉間の辺りで感じるのではなく、いつも頭の中、それも中心近くからその後ろ側あたりで感じていた。

その波動も、高級になれば、高級というのは神的、霊的を表すが、その波動の感じも普通とは数段違うということも理解して行った。

逆に、低級波動は、一般的な言葉で言うと実際はないが、お化け、幽霊、などという感じや、憑依的なものにも当てはまるが、それらの波動は重苦しくて不快、そして不安恐怖を感じさせる。

このように、ある程度の波動の感じは知っていたが、本格的な意識レベルの探究をしていくうちに、いろいろな神秘的な言葉にも惹かれ、チャクラ、クンダリーニ、第3の目、なども強く意識していた。

今では、多くの人が知っていることではあるが、私はすぐに自分の開発するところはどこかが分かったので、その訓練をはじめるのは早かった。

それは、松果体(サハスラーラ)である。
私がこの意識の勉強を始めて、その半年後には、このサハスラーラの集中訓練をはじめていた。

この集中は、これまで、1日も休まずに行なってきた。
今は、この集中訓練はする必要はないが、全意識に関わることや霊的なことは、すべてここを中心に振動的同調を行なっている。

サハスラーラ以外のチャクラは、それほど真剣には訓練していない。
サハスラーラ部分が働くようになれば、他は自動的に働きやすくなるし、またすぐに出来るようになると思っている。

このサハスラーラの訓練をはじめてから、25年、私は25年もやってきたのである。

もし、この部分が簡単に開発できるのであれば、また簡単にその開発方法を教えることができれば、人の意識進化も格段に進むと思うが、残念ながらここはあまりにも神秘すぎて、そのための話や訓練方法などは慎重にしなければならない。

ここがすぐ開発できるようなことを言っている人もいるが、私は自分の潜在意識とその能力を自分が納得できるように目覚めさせるのに、20年以上かかったのである。

私はこの開発をすべてひとりで、だれの指導も受けずにやってきたのであるが、今、こうして普通にいられるのであるから、少なくてもそのやり方は間違っていなかったという結論になる。

チャクラ開発などで教えているサハスラーラのことやその他の知識は、それがある程度出来はじめてから理解できるものである。

それを先に持ってきても、サハスラーラの訓練にはたいして役に立たない。
結局、サハスラーラが働かなければ、その知識を知っているだけか、また、ただ知っているつもりになってしまう。

私は今ままで、「潜裡眼」やこのページでも、サハスラーラのことには触れなかった。
その他の神秘的、霊的な用語もなるべく使わないように説明してきた。

それは、知らないからではなく、本当のことは説明が大変だからである。
特に、ヒーリング関係では、このような言葉が好んで使われているのを感じるだろう。

最近は特に、このような言葉を簡単に使うような人間が多くなって来ているため、それなら私も本当のことを言おうかとなり、それですこしでも間違った方向に行く人が減れば、という思いで、このようなことを書き始めたのである。

これからも、精神世界の動向を見ながら、必要とあれば本当の超神秘で間違いに物言いを付けたい。
私は、回り道をしたくないだけであるが、私の話を聞く人もそうあって欲しいと思っている。

これまで、自分の意識を土台に、相当いろいろなことを研究し、試してきた。
このサハスラーラの集中訓練のおかげで、開発できた能力、意識は1つや2つではない。

気づき、インスピレーション、魂とのコンタクト、生命エネルギーの取り入れ方、全波動、振動の見分け方、高級意識との触れ合い、潜在意識,、無意識の深い理解、神秘における秘密の気づき、その他細かいことまであげればまだまだある。

しかし、これらは、松果体訓練法という一つの方法で、いっぺんにできるようになったものではない。

それを早く開眼させるためにも、潜在意識の理解も必要であった。

もし、これを開く何かの方法があるとしたら、それは完全にサハスラーラが何であるかを神秘、霊的レベルから知っている人、または完全にサハスラーラが開いている人から指導してもらわなければならないだろう。

私が知っているかぎりでは、そのような人はどのサイトを見てもいない。
それはそうだろう。そうなれば聖者クラスだから。

聖者に教わることが出来ないとすれば、我々は自分の意識から高めなければならない。
だから、私はそのためにも、意識レベルの向上、潜在意識の理解が必要だと書くのである。

もし、この「魔法の力」であるサハスラーラの完全開眼が簡単に出来たとしたら、それがもし低級意識の人間が出来たとしたら、それを考えただけでもこの世は終わりである。

霊的法則は、この点よくできていると言いたくなるくらい、実際、この段階に入るにはポジティブ意識であることが当然と考えているので、そのような不要な心配も無いが。

ポジティブ意識を知らずして、もしこのサハスラーラを開発しようとすれば、それこそ、ご苦労さんに終わるだろう。

私は日々の生活でも、四六時中ほとんど松果体に集中しているし、これまでもそうして生きてきた。
それは、潜在意識との回路を開くためでもあるし、無意識交流をスムーズにするためでもある。

よく特殊能力訓練で行なう眉間に集中する方法は、見聞きしてよく知られている訓練方法ではあるが、私はこれまでその方法は一度も行ったことはない。

それは、この世の物事に集中するときに使うところで、思考するときはこの辺に意識がいくことは誰でも感じ取ることはできるだろう。

結局は、ここに集中するのは、潜在意識の開発ではなく、この世に集中することを教わっているに過ぎないのである。

私がここに集中するときは、ある楽しみをするときくらいであるが、もちろん力は入れない。
眉間のところから内(脳内方向)に向けて約1,5センチのところに軽く集中していると、それも5,6分くらいじっとその状態のままでいると、ある映像が見えてくる。

それはもちろん鮮明なカラーであるが、映画を見ているように、また実際にそこで見ているように、映像が移動していく。

そのとき、目を動かして何かを見ようとしてはいけない。
そうすれば、集中がとぎれやすくなる。

私が見るのは、きれいな風景が多い。
これは、気分転換になり楽しいもので、見ていようと思えばけっこう長い時間見ていられる。

話が少しそれたが、松果体の振動を高めなければ、潜在意識から無意識そして魂レベルという方向へは、自分が無意識レベルで接することは困難になる。

私はそのために、松果体の意識的訓練をかなりやってきたのであって、その成果は十分に得ているのである。

このようなレベルで、サハスラーラの訓練方法を説明しているサイトがあるかどうかは知らないが、少なくても私はそのことに関して相当な説明はできると思っている。

毎日、25年近くやってくれば、本当にいろいろなことをやってきたという感じである。
それは人に話すことが出来る知的財産であり、私がその証拠になるしか他に証明方法はないのである。

現時点では、私はその振動的訓練は終わっっているが、次なる振動の世界(次元)とのコンタクトに向けて、このサハスラーラを通してインスピレーションを得ながらその目的に近づこうとしている。

その振動の中は、無ではなく、別次元である。

これから、チャクラの波動(振動)を高めようとする人に、ヒントと注意である。

決して、肉体の一部に力を入れないこと。
集中に、体の一部や体全体に力を入れるのは、昔から何も知らない修行者がやる方法である。

何故なら、これらのものは、すべて意識の中で働かせ、動くようにするからである。
最終的に無意識が活動の場であるのに、どうして力を入れる必要があるのか、である。

それは、心が何かに囚われて集中力の焦点化が出来ないために行なっていたと思うが、それが出来なければ意識の理解という基本から始めればいいのである。
それを飛ばして、このような方法でやるから、波動障害が起こるのである。

だんだん、集中力は増してきたが、同時に集中するとき、また普段でも、眉間のところが締め付けられる感じがするとか、頭が痛くなるとか、くらくらするようになってきたとか、いろいろな障害が出てくる人がいる。

こんなとき、その方法を教えた人がそのネガティブ波動を取ってあげられればいいのだが、教えることは出来てもその波動障害を取ることは出来ないという指導者も多い。

だったら、私が取りましょうか、となる。
簡単、早くできるようになると言えばだれもがその気になりやすい。
また、運悪く、という人もいるだろう。

私のように努力が必要と言えば、それは後回しにされやすい。
もしかしたら、簡単にうまくできるかもしれない、という方法に賭けたい気持ちは分からなくはないが、長い間苦しむかもしれない波動障害には注意した方がいい。

このように私は、全意識レベルとネガティブから超ポジティブまでの波動振動の智恵を持っていろいろな話をし、またそれを土台にしていろいろなことをやっている。

ヒーリングで言えば、パワーが強ければどんな病気も治るとカン違いしているヒーラーもいる。
パワーを強くすることは、それほど難しいことではないが、それもネガティブ意識だとかなり強く出来る。

そのようなヒーリングパワーで、自分のパワーが強いとしてヒーリング方法を教えている人もいる。
それを受ける人がかなりのネガティブ意識であれば、それはそれなりに気持ちよくネガティブ同士で同調できるであろう。

しかし、受ける人がポジティブ意識よりであれば、だんだんその低級波動で自分の調子までおかしくしてしまうだろう。

早く気づけばいいが、一般の人はこういうことが分からないから、結果的に時間、お金の浪費、そして自分の健康まで損なう。

全部に当てはまるということはないが、一部強い(ネガティブ)パワーを自慢とするヒーラーのヒーリングは注意が必要である。

強いパワーを受けてはならない人、そして病気がある。
知らないで受けると、悪化し、それを好転反応として逃げられる。

それで、悪化したままであれば何のためのヒーリングか、となる。
病気を癒すには、「気」や「パワー」を使わなくても可能であるが、それはポジティブ意識であることが条件である。

当然、このヒーリングで自分が集中するところは、サハスラーラである。
間違っても、「気」や「パワー」には集中しない、またそれを考えることもない。

物に入っているネガティブ波動障害はどういうものだろうか。

高価な宝石で「呪われた宝石」といったものがあることは、知っている。
それは、その持ち主の超ネガティブ想念が、その宝石にネガティブ波動として浸透しているのである。

その超ネガティブ波動の宝石を、何も知らずに毎日自分の体に身に付け直接その波動を受けていれば、だんだん不調になっていき、結果的に病気になったり、集中力が散漫になって事故に遭いやすくなったりする。

波動に敏感な人は、人の使ったものからでも、ネガティブ波動を何となくいやな感じとして受ける人もいるだろう。

ポジティブな人の物なら、何も問題はないが。
たとえば、人の物だけでなく、自分の物でさえ注意しなければならないこともある。

自分が病気や悩みで大変苦しんでいたときに,いつも身に付けていたものは、当然その苦痛が普通よりは強く浸透しているはずである。

それを、健康になったときにまた身に付けると、だんだん調子が落ちてきたり、物事をネガティブに考えやすくなったりしてくることもあるので注意する必要がある。

これがすべて正しいということではなく、自分がそのような感じがするときは、原因解明ということでも注意してみることは何もおかしなことではない。

いろいろと注意して、なるべく良い波動のものをソバに置くことである。
ネガティブの人間のソバにいなければならない環境では、自分の意識を強くすることが一番である。

こんな場合はどうだろうか。臓器の人工移植。
超ネガティブの人からもらう場合は考えものだが、しかし選べない。

データがないから何とも言えないが、テレビなどで自分の嗜好が臓器提供者に似てきたというのを見たことがある。

これは、別な角度から、意識、心、脳、神経、細胞という流れで、その神秘性はいろいろと説明することもできる。

自分の考えは親であり、それが神経を伝わって影響を受ける細胞は、子供である。
親の接し方、教育しだいで、成長段階での子供の意識のあり方が変わるということが分かれば、自分と肉体細胞の関係と病気の成り立ちも少しは理解できるはずである。

残留思念というものがある。
これも今言ったことと共通するところがある。

自殺現場、殺人現場、また事故でもそれもしばらく苦しんでから死んでいく場合、そのときのその人の強力な思いがその現場に浸透しそれが波動として感じる。
当然、死を目前にした人の思い、その波動は我々が想像できるものではない。

ある人が、そこを何も知らないで通るとき、しかも非常に悩み事などで心身がやつれきった状態のときや、ネガティブな強い思いでいるときや、本当につらい病気で悩み苦しんでいるときなど、そのような心身の状態のときは、潜在意識が開きやすく、その場の波動を受け入れやすい状態になる。

だから、そのような人は、自殺名所といったところには近づいてはならないのである。
自分で気づいていなくても、いったんその波動が潜在意識に入ってしまえば、普通の人にはその波動を自分で取り除くことは出来ない。

また、その波動、その感じは、意識的には自分のものではないことがはっきりわかるので、憑依かもしれないと思うのである。

悪霊による憑依は、日本ではほとんどないと思うが、それは潜在意識のレベルとは違う本当の霊である。

霊といっても、魂のある霊ではなく、超ネガティブ化した低級波動としか表現できない霊的存在ということで、それは悪霊として表現するしかない。

本当にこのようなものに憑かれてしまえば、気は狂うだろう。とてもテレビには出てこられないだろう。

私が話しに聞く、またテレビなどで見る憑依は、ほとんどが自分の潜在意識に入ってしまった低級波動であると判断している。

それは、おかしな現象を引き起こすこともあるのだが、それも自分の恐怖で創造する、無意識的なネガティブ創造である。

これは、あまりにもネガティブな恐怖だから無意識に現実化することもあるということで、人は、決してポジティブなことにはこの創造性を働かすことが出来ないのも残念である。

普通なら、この波動を取り除くために、お経を唱えたりお祓いをしたりするのであるが、私の場合、それが潜在意識レベルに関係すると分かれば、何も使うことなく超ポジティブ意識だけで取り除いていく。

これも、私の確信している絶対意識で、超高級振動は低級波動には勝てる、跳ね返せると思っているからである。

これまでも全低級波動ネガティブには、私はただこの意識だけで対処してきただけであるが、これまで私は、どんなものからも何の波動障害の影響も受けていない。

私にあるのは、ポジティブ意識だけであって、それ以外、何かのために用意しているテクニックなど何もない。

今私と一体となっているポジティブ振動は、すべてこのサハスラーラを通してやってくる。
それは当然、超高級世界である霊的振動の世界からのものである。

この超振動が、どうしてその辺の低級性やネガティブに負けることがあるのか。
また、言葉、モノに、この振動が入るだけでも、普通以上に生命の力を与えることにもなる。

七光導No.2の「愛」で書いた、頭内に響き渡る愛の感じのポジティブ振動も、このサハスラーラからの振動である。